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所長あいさつ

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感染症、食の安全、地球温暖化、廃棄物など保健や環境にまつわる話題には事欠かない昨今です。保健・環境の問題は、国という枠組みを越えた視点から捉え対策を講じるグローバルな活動だけでなく、地域でも企業や県民の皆様の関心の高まりから様々な活発な取り組みが行われています。福岡県保健環境研究所は県民の皆様の健康と環境を守るため調査研究や試験検査、研修、情報提供を行い、皆様の保健・環境に対する様々な取り組みに貢献しています。

最近の事例では、新型インフルエンザウイルス、食中毒、冷凍餃子中のメタミドホス汚染、土壌のダイオキシン汚染、海岸漂着物の国境を越えた問題や越境大気汚染など保健・環境の問題が報道で大きく取り上げられました。これらの問題について、当研究所が測定・検査にあたり、行政判断、行政措置に役立つ信頼性の高い科学的・技術的根拠を迅速、的確に提供しています。

また、当研究所の有する保健・環境に関する科学的専門知識・技術を伝える研修や講師の派遣も実施しております。対象は大学、高等専門学校に限られません。海外との交流も実施しており、JICAとの連携による中国広州市との感染症防疫体制の状況把握や研究者間のネットワーク構築を目的とする交流を始め、広く東アジアの研究者を対象とした研修も行っています。こうした国々と保健・環境分野の交流に積極的に取り組み、アジアの玄関福岡県にふさわしい役割を担って参りたいと考えております。

今後も当研究所では予測できない保健・環境の問題や急激な社会変化に対応するために、さらなる技術力の向上を目指し、全力で取り組んで参る所存でありますので、皆様の一層のご支援、ご協力をお願いいたします。

私どもの活動に興味のおありの皆様には是非とも当研究所を訪ねて頂き、保健・環境に対する様々な取り組みを御覧くださるようお待ちしております。

平成22年4月1日
福岡県保健環境研究所 所長 平田 輝昭