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種の解説

ハマボウ

学名:Hibiscus hamabo Sieb. et Zucc.

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RDB2001概説

画像:美しい淡黄色の花を咲かせる低木。ハマボウ。花の基部は暗赤色。

大野睦子

分類群 維管束植物
科名 アオイ科 Malvaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
生息状況・危機の状況・選定理由

河口や海岸の砂泥地に生育する落葉低木。県内では玄界灘から周防灘にかけてまれに見られる。雷山川下流の群生地が県内最大で,両岸約1kmの範囲にわたって生育している。河口域の開発や護岸工事により消滅した自生地もある。

分類・形態

樹高は2~3に達し,根元より枝を多数叢生する。7~8月に径5~10cm,淡黄色で基部は暗赤色の美しい花をつける。朝開き夕方しぼむ一日花である。種子は海水によく浮き,海流により散布される。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州(三浦半島以西)~九州,奄美大島

分布(国内)

済州島

法令などの指定状況

玄海国定公園指定植物;地域象徴植物(前原市,志摩町)

生息環境
  • 海岸
  • 河口・干潟
執筆者 (須田)
補足情報

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