福岡県感染症発生動向調査情報 |
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第37週分(平成16年9月6日〜9月12日) |
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結核(前編) 〜結核予防週間(9月24日〜30日)〜 |
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第37週の感染症発生動向調査情報では、O157等の腸管出血性大腸菌感染症の報告が続いているほか、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告が増加しました。 さて、9月24日(金)から30日(木)は、「結核予防週間」です。 結核は、結核菌によって、人から人へと感染する病気で、主に肺に炎症をおこします。結核菌は、重症の結核患者が、咳やくしゃみをした時に飛び散り、それを周りの人が直接吸い込むことによって感染します。通常は、身体の免疫機能が働いて、結核菌の増殖を抑えるため、結核に感染しても必ず発病するわけではなく、感染して発病するのは、およそ10人に1人程度です。 結核の発病のタイプは2通りあります。1つは、感染して3ヶ月頃から発病し始め、半年から2年の間にほとんどが発病するタイプで、乳幼児、思春期、青年期に多くみられます。受診や診断が遅れた結果、学校等で集団感染を起こすことがあります。 次週は、結核の検査、治療、予防についてお話しします。 |