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福岡県では、ＨＩＶ・エイズ対策を推進するため、より多くの方にＨＩＶ抗体検査を受けていただく目的で、「ＨＩＶ・エイズ検査普及週間」を６月１日（木）から６月７日（水）に設けます。
エイズ（AIDS）は、後天性免疫不全症候群の略称で、HIV（ヒト免疫不全ウイルス）の感染によって起こり、身体を病気から守る免疫系が破壊され、さまざまな感染症や悪性腫瘍などにかかる病気です。未治療の場合、感染後、約半数の人が１０年以内にエイズを発症すると言われていますが、近年、エイズ治療は格段に進歩しており、例え感染していたとしてもエイズの発症を遅らせることが可能になってきました。
現在、県内の各保健所で、「無料・匿名」のＨＩＶ抗体検査およびエイズ相談業務を実施していますが、今回の検査普及週間中は、通常の検査・相談日に加え、一部の保健所では、検査受付時間を延長したり、土日や平日夜間の時間帯にも検査を実施します。
さらに、下記３保健所では、今回の検査普及週間から新たに迅速検査を導入し、結果通知まで通常１週間かかっていたものが、約１時間程度で結果をお知らせできるようになります。ただし、場合によっては、追加検査が必要になりますので、検査を受ける前に確認してください。
検査普及週間中の３保健所の検査日時
久留米保健所（久留米市合川町） ６月４日（日曜日）１０時から１４時まで
６月６日（火曜日） ９時から１１時まで
田川保健所（田川市大字伊田） ６月５日（月曜日）１３時から１５時まで
６月６日（火曜日） ９時から１１時まで
筑紫保健所（大野城市白木原） ６月６日（火曜日） ９時から１５時まで
ＨＩＶに感染しているかどうかは、検査を受けないとわかりません。この機会を利用して、検査を受けてみられてはいかがでしょうか。予約制のところもありますので、検査を希望される方は、事前に、次の担当窓口か、最寄りの保健所に、検査日時と詳しい内容を直接お尋ねください。（福岡県健康対策課 ０９２−６５１−１１１１ 内線３１３７）
その他、詳細情報は、福岡県感染症情報（http://www.fihes.pref.fukuoka.jp/~idsc_fukuoka/）として、情報提供していますので、ご活用ください。
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