第R1-7号:ワンヘルスの視点を取り入れた共通感染症のリスク分析および対策のための研究
 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱等のマダニ媒介感染症の発生が県内においても毎年続いている。本研究では、これまで実施してきたマダニの生息状況および病原体保有状況調査、病原体(ウイルス、リケッチア等)の遺伝子解析に加えて、マダニの吸血源動物、気候等の環境要因に関するデータ収集を行い、共通感染症対策に役立てるためのリスク分析を行う。