第28-10号 生鮮魚介類の喫食による原因不明食中毒事例における原因物質(粘液胞子虫)を明らかにする研究(研究者世良 暢之)
 夏場の原因不明喰中毒事例の多くは、生鮮魚類の喫食後、数時間で嘔吐および下痢等の症状を呈しているが、その原因は不明である。本研究では、魚類に寄生する粘液胞子虫等の原因不明食中毒事例への関与を明らかにするため、遺伝子検査法を確立し、患者便や食材からの調査を実施する。