粗死亡率
  年齢調整死亡率
  標準化死亡比(SMR)


  粗死亡率
   人口10万人に対して各年のその死因による死亡が何人あったかを示す率です。


     データ単位 : 市区町村  保健所


注1) 「死亡」に関する指標は分子数が少ない傾向があるため、5年間分の分母・分子を合計して率を算出するなどの統計処理
   を加えると、率としての信頼性が高くなります。特に、人口規模の少ない地域、また死亡数が少ない死因では、1年間のみ
   の率で地域比較をして高低を論じるのは望ましくありません。さらに、年齢の影響を補正したSMR等の統計処理を付加す
  ると、より地域比較の精度が向上します。
注2) 「心疾患」は、「心疾患(高血圧性を除く)」です。  
  年齢調整死亡率 
 
  市町村別に、死亡数を人口で除した死亡率を比較すると、各市町村の年齢構成に差があるため、高
齢者の多い市町村では高くなり、若年者の多い市町村では低くなる傾向があります。このような年齢構
成の異なる地域間で死亡状況が比較できるように年齢構成を調整した死亡率が年齢調整死亡率です。
この年齢調整死亡率を用いることによって、年齢構成の異なる集団について、年齢構成の相違を気に  
することなく、より正確に地域比較や年次比較をすることができます。


     データ単位 : 市区町村  保健所


  注1) 年齢調整死亡率の基準人口は「昭和60年モデル人口」を用いました。  
 
  注2) 「心疾患」は、「心疾患(高血圧性を除く)」です。  
   
    注3) 人口10万対で表示しています。
  標準化死亡比(SMR)
 
  標準化死亡比は、基準死亡率(人口10万対の死亡)を対象地域に当てはめた場合に、計算により
求められる期待死亡数と実際に観察された死亡数とを比較するものです。福岡県全体を1としており、
標準化死亡比が1以上の場合は福岡県の平均より死亡率が高いと判断され、1以下の場合は死亡率 
が低いと判断されます。 
  人口の少ない市町村の場合や稀な疾患の場合の標準化死亡比は、比較的大きな変動として表されます。このような変動をできるだけ小さくするため、標準化死亡比の95%信頼区間の上限・下限も
計算しました。95%信頼区間の下限が1を超えている場合、福岡県全体の1と比べて統計学的に有意
に高いと言えます。また95%信頼区間の上限が1を下まわっている場合、福岡県全体の1と比べて有 
意に低い、と言えます。 


     データ単位 : 市区町村  保健所


  注1) 「心疾患」は、「心疾患(高血圧性を除く)」です。


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