Fukuoka Institute of Health and Environmental Sciences
福岡県保健環境研究所
092-921-9941
〒818-0135 福岡県太宰府市向佐野39
 エンベロープ(膜状構造)を持たない一本鎖RNAウイルスで、ウイルス粒子表面にカップ状の窪みが見られることから、ラテン語の「杯」に語源を持つカリシウイルス科に属します。カキなど、貝類を摂食することによる食中毒の原因になることに加え、感染者から排出された糞便や吐瀉物を介して経口感染するため、集団感染となることも多いです。
一般的には、消毒用エタノール等は効果があまりなく、不活化効果が証明されているのは次亜塩素酸ナトリウムのみです。また、調理する際には85℃以上1分以上の加熱がノロウイルスの不活化に有効とされています。

【参考ページ】
 厚生労働省:ノロウイルスに関するQ&A
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
 国立感染症研究所:ノロウイルス感染症とは
http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/452-norovirus-intro.html

ノロウイルス
ノロウイルス
年報
アクセス
/ 下痢症ウイルス
/ ウイルス感染症
感染症
トップページ
研究所紹介
研究概要
啓発資材
リンク集
copyright©2013 Fukuoka Institute Health and Environmental Sciences all rights reserved.