感染症/細菌感染症

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細菌感染症

 感染症とは、病原微生物(細菌、ウイルス、リケッチア等)が、ヒトまたは動物の体内に侵入し、増殖することによって引き起こす様々な疾患のことを言います。 その病原微生物の種類により、細菌が原因となるものは細菌感染症、ウイルスが原因となるものはウイルス感染症、リケッチアによるものをリケッチア症と言います。
 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」においては、公衆衛生上の重要性をもとに感染症が一類から五類までに分類されています。 そのうち細菌性感染症では、最も重要である一類感染症にはペストが含まれ、二類感染症には、結核、ジフテリアが、三類感染症には、コレラ、細菌性赤痢、腸管出血性大腸菌感染症、腸チフス、パラチフスが含まれます。
当研究所では、性感染症対策の一環として性器クラミジア検査、結核菌病原体サーベイランス事業における結核菌のVNTR検査を行っています。 また、レジオネラ症その他の細菌についても、菌の同定検査や血清型別検査等を行っています。

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